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毎日聞こえる母の声
妊娠4ヶ月で機能し始める耳
―最初聞こえるのは一心同体である母親の声だ。
その声は胎児にとってはじめてとも言うべき大きな刺激だろう。
前にも書いたが、6-7ヶ月頃には母親以外の声や物音も
感知し始めるというのだから、
母の声なのか、他者の声なのか
すぐに判別できる能力が備わることになる。
それならどんな感じに、
どんな風に母の声をきかせてあげたいと思うだろうか。
私なら心地よいやさしい声をきかせてあげたいと思う。
自分を包んでくれている母から泣いたり、叫んだり、怒った声がきこえたら、
胎児はどんなに辛い思いをするのだろう。
7ヶ月頃には母親の感じていることすら
メラトニンという物質で知覚してしまうといわれている。
もうその頃には一人の人間としての
ほとんどの機能知能が備わっているのだろう。
この頃に早産したとしても今の医療であれば充分に生きていけるのだ。
これらの研究結果から見ていくと、
母親の胎内で来る日も来る日も母となる人の声を聴かされ続けることを
改めて認識すべきだ。
様々な胎教実践者は語っている。
胎教として妊娠中はなるべくマイナスの感情にならないよう、
マイナスの感情からの声を出さないように努めたという話が
非常に納得できるのである。