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母親とおなじものを食べている胎児
食物が、人間の肉体はもちろん精神的にも多いに作用しているということは
今更言うことではないだろう。
食生活についての良し悪しはここ近年次々と新たな説が出て来ている。
しかしどの説にも共通している部分として、
新鮮な野菜や果物が大事であること、
上質のたんぱく質と炭水化物の摂取、
飲用水の質と重要さ、
そして当然ながら農薬や添加物には充分な注意を払うこと
に集約できるのではないだろうか。
へその緒から栄養が運ばれる胎児は
妊娠中の母とおなじものを食べているのである。
スパゲッティを食べたらスパゲッティを、
カフェインを含む飲料を飲んだらカフェインを、
そしてファーストフードを食べたら
ファーストフードに含まれるわずかな栄養素と添加物を
しっかりとその体内に取り込んでしまうのだ。
そしてその取り込んだもので身体をつくっていく事になる。
改めて考えてみると恐ろしいことではないだろうか。
もし母親が喫煙すれば、ニコチンが、
飲酒すればアルコールが胎児にも当然のごとく流れて行くのである。
嗜好の問題は普段であれば他人が口を挟むことではないだろう。
しかし母親になりたいのならば、
また胎教のことを考えるならば、
喫煙・飲酒はきっぱりとやめる覚悟は絶対に必要である。