計算問題を教えたとき

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ニニガシ、ニサンガロク、ニシガハチ・・・誰でも必ず覚えさせられる九九。
まるでお経を読むかのように、妊娠中の胎教として一日一回お腹の子どもに向かって話しかけ始めたのは
逆子が治ったことを確認してからだった。

今、世間でインド式計算などが随分脚光を浴びているが、
テレビなどでインド人学校での授業の様子を見ると子どもたちは皆、
声を揃えて暗誦している。

小学2年生のときに掛け算を習うときに必ず暗誦させられた九九。
クハナナジュウニ、ククハチジュイチまで誰もが暗誦できるのは
まさに日本の教育の賜物である。

1+1=2という足し算や引き算よりも、
とにかく最初から手っ取り早く掛け算を聞かせ続けたのである。

二つの段を語ると、ちょっと一休止。

2と3の段、4と5の段。6と7、
そして8と9の段を語り終えるまで20分もかかっただろうか。

「さあ、始めるわよ。大事な九九だけど覚えてきたかしら?」
野菜を切りながら、雑巾がけをしながら
「掛け算子守唄」はやがて毎日の胎教の日課となっていった。

視覚機能もかなり整うといわれる8ヶ月近くからは、
受験生が使うような単語カードに九九をカラフルに書いて、
一枚ずつめくりながら語りかけたのを覚えている。

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